少し前の話になりますが、2025年11月、秋田で開催された「第7回日本アレルギー学会東北地方会」の教育セミナーで講演する機会をいただきました。
今回お話ししたのは、嗅覚と喘息にフォーカスをあてた慢性副鼻腔炎・好酸球性副鼻腔炎の治療についてです。
アレルギー学会には耳鼻咽喉科だけでなく、内科、小児科、皮膚科、眼科など、アレルギーに関わる診療科の先生方が参加されています。
他科におけるアレルギー診療の最新の状況を学ぶことができる一方で、他科の先生方に、耳鼻咽喉科医として難治性副鼻腔炎治療の「現在地」をお伝えするのも今回の私の役目。
好酸球性副鼻腔炎をはじめとする難治性の副鼻腔炎は、鼻・副鼻腔だけを診て治療する時代から、嗅覚障害や気管支喘息なども含めて考える時代になっています。
少しプレッシャーもありましたが、それも含めて楽しみながらお話しさせていただきました。
京都から秋田、日帰りの強行軍
今回は診療にできるだけ支障が出ないよう、朝5時に家を出て始発の飛行機で秋田へ。講演を終えると、その日の最終便で京都へ戻るというスケジュールでした。
したがって、残念ながら秋田観光はゼロです。
そんな慌ただしい滞在の中で、医学とはまったく別に衝撃を受けたのが……
「熊対策」でした。
会場では熊対策のため自動ドアが停止され、ドアには大きな吸盤式の取っ手が取り付けられていて、手動で開閉するようになっていました。しかも会場は山の中ではなく、秋田市の中心部です。
京都で暮らしているとなかなか実感することがありませんが、熊が人の生活圏に現れることの大変さを目の当たりにして、驚きました。
今年も熊による被害が少しでも減ることを願っています。
秋田犬には会えました
観光する時間はまったくなく、楽しみにしていたきりたんぽも食べられませんでしたが……
秋田犬には、ほんの少しだけ会えました。
次に秋田を訪れる機会があれば、今度こそもう少しゆっくり滞在して、きりたんぽも食べたいと思います。
